デル・テクノロジーズは、同社が提供する「Dell Precisionワークステーション」が滋賀県彦根市教育委員会に採択され、市内の小・中学校に導入されたと4日に公表しました。
同市の教育委員会では、「子どもたちの能動的に学ぶ力を養う場」を目標に、これまでのコンピュータ教室から更に進化させた「アクティブラーニング教室」の設置を決めたそう。それに伴って、ハイスペックなPCを探していたところ、費用面でのフレキシブルな対応などから、デル製品の採用に至ったといいます。
教師用7台をはじめ、中学校の生徒用280台、小学校のハイパフォーマンス情報教育用40台の合計327台のNVIDIA製GPU搭載の「Dell Precision 3460 ワークステーション」とモニターを導入したそうです。加えて、教育用データを一括管理する新しいファイルサーバーとして「Dell EMC Unity XT 480」も採用し、ストレージ容量は実効60TB弱から約128TBへと増えました。
このようにして設置された「アクティブラーニング教室」では、作った動画コンテンツをその場からオンライン配信したりできるとのこと。ほかにも、PC上で作ったモデルを3Dプリンターで出力したり、実験用ドローンに自作の制御プログラムを実装して自動飛行のテストを実施したりできるそう。タブレット端末の利用だけではなく、ハイレベルなICTの活用が可能になったようです。
子どもたちのより良い学びの場を実現するため、学映システムでも導入するかもしれませんね。