佐藤栄学園とNTT東日本埼玉支店は、将来多様な社会課題に直面する子どもたちの生きる力を育む、次世代教育モデルを協創していくことを目指した連携協定を結んだと24日に公表しました。
昨今の激しく移り変わる社会に対応し、これからの時代を支えていく学習として、自発的・対話的で深い見方や考え方により課題を解決し、自身の生き方を考えていく「探究的な学び」が大切な役目を果たしているといいます。
同学園の子どもたちのアイデンティティーやポテンシャルを磨き育て、先駆的かつ探究的な学びを実践している「教育アセット」。NTT東日本が持つ「地域課題解決ノウハウとICTを使用した最先端技術」。両者を連携することで、社会課題に視線を向けた探究的な学びを実現するとのこと。未来を支える「生きる力」養う次世代教育モデルの協創を目的としています。
さらに、教員の繁忙化や部活動の地域移行などの学校が有する課題についても、双方のアセットを活用した教育DXによる改善を通して、「生きる力」を養う教育環境の実現を目指すとのことです。
協定に基づく取り組みとして検討されているのは、以下の通りです。
・睡眠の質を見える化するスリープテック「眠育DX」を通して、子どもたちの健やかな頭・心・身体を構築し、将来キープする力も育てる睡眠に関する学びの協創
・スポーツテックによりデータに基づいた効率の良い指導方法や一人ひとりに合ったトレーニングを叶える「部活動DX」
・最新技術による未来の農業の姿を探究する学び
など。
生きる力を育むため様々な取り組みが検討されているようです。子どもたちの夢を叶えるため、教育環境整備などの面からサポートをしている学映システムの教育ICT事業にも通ずるところがありそうです。