「GIGAスクール構想」準拠の新モデルノートPC|学映システムのICT支援事業から教育を考える

学映システムとICT教育

日本エイサーは、11.6型のノートPC「TravelMate(トラベルメイト)」シリーズで、シフが進めるGIGAスクール構想の学習者用端末の標準仕様に即した新しいモデル「TMB311R-31-A14PG」を10月上旬にリリースするそうです。

同製品は、日本マイクロソフトのライセンス「Microsoft 365 Education GIGA Promo」対応の新しいモデルで、公立小学校や中学校の教育マーケット向けのものだそう。
文科省のGIGAスクール構想の「新時代の学びを支える先端技術活用推進方策」の考え方に基づき、学習者用端末の標準仕様に即しています。児童生徒1人1台端末の整備事業の1台当たりの補助金で採用できる販売価格を想定しているとのこと。

新モデルには、セキュリティの高さに加え充実した機能を兼ね備えているWindows 10 Pro Educationが搭載されているそう。サイズが11.6型、マルチタッチ対応で、画面は360°回転するようです。
学校で子どもたちが画面を共有したり、タブレットのように使用したりするなど、様々なシーンに対応してくれそうなモデルです。

また、カバー付きイン・アウトカメラを搭載しているため、活用シーンが広がるでしょう。
バッテリーは1度の充電で最大12時間の連続駆動ができるとのこと。
別途ラインセンスの購入が必要となりますが、オフィスソフトのMicrosoft 365 Appsがプリインストールされているそうです。

ディスプレイは、学校での使用環境を考えて米国防総省が定める基準「MIL-STD 810G」に準拠しているようです。耐久性に優れ、抗菌仕様なのだとか。耐衝撃、防塵など厳しい環境を想定したテストをクリアしているようです。キーボードも防滴構造を採用しているとのこと。
精密機械なので絶対とは言えませんが、多少子どもたちが雑に扱っても大丈夫そうですね。

日本エイサーは学校で導入できる値段のほか、使用環境に耐えうるスペック、学びの快適さを追い求めてこのPCを開発したということでしょう。その姿勢は、学映システムと通ずるところがありそうですね。