オンラインを活用した博物館鑑賞・学習事業|学映システムのICT支援事業から教育を考える

学映システムとICT教育

独立行政法人国立科学博物館は、沖縄県内の教育機関と連携し、オンラインを利用した博物館鑑賞・学習事業を行うと公表しました。

この事業では、沖縄に住む子どもたちがオンラインを活用します。科博のそれぞれの研究員が沖縄を活動領域とした研究内容のほか、博物館の展示を用いて各専門分野について解説するそう。
今回、科学系博物館の数が多くないエリアの児童・生徒と同県の自然史の謎に迫るとのこと。恵まれた自然環境と土地柄を持つ沖縄の子どもたちの科学リテラシーをやしない育てることを目指して、同事業を行うといいます。また、未来の科学分野を担う人材を育成することを目的としているようです。
開催概要は以下の通りです。

・ホモ・サピエンスの世界拡散と沖縄の旧石器人
開催日時:2月24日(金)11:05~11:55、12:55~13:45
対象:沖縄県立球陽中学校

・生物多様性と石垣島の貴重な植物
開催日時:3月6日(月)10:35~11:20
対象:石垣市立伊野田小学校

・渡名喜島のまわりにある深海の海底火山のはなし(小学生向け)
開催日時:3月13日(月)13:50~14:35
対象:渡名喜村立小中学校
琉球大学病院小児科にて実施予定。

・琉球諸島の地史と活動的な海底火山活動(中学生向け)
開催日時:3月13日(月)14:45~15:35
対象:渡名喜村立小中学校

オンライン学習の環境が整備されていることにより、このような学習が可能になるのでしょう。今後も全国の多くの子どもたちに、離れていても平等に学習機会が設けられるよう、学映システムもICT教育環境整備に力を入れていくのではないでしょうか。