オンライン模擬就活|学映システムのICT支援事業から教育を考える

学映システムとICT教育

東洋学園大学は、多数の企業が導入しているWeb会議ツールを用いた「オンライン模擬就活」を7月からグローバル・コミュニケーション学部で実施するそうです。

模擬就活は、3年次に必須科目である「キャリアデザイン」の授業のうちの1つ。サマーインターンシップや就活に備えて、毎年この時期に学部毎に実施しているとのこと。
面接官役は、実際に企業の採用担当として活動していた外部講師を招くそう。まるで本番のような環境で、オンライン面接やグループディスカッション(GD)を行うようです。

既に人間科学部、現代経営学部でこの授業を行ったようで、学生たちは本番の面接と同じように身支度し、静かな場所で面接会場となるZoomにアクセス。全体ミーティングのあと、少人数で面接・GDをしました。

張り詰めた空気の中、能動的に発言し、討論の進行や意見のとりまとめにチャレンジする姿がたくさん見られたそう。面接・GDが終わった後には、面接官役の講師から学生に対してプラグマティックな助言が送られたそうです。

授業のあとには、「だめだと思う所もたくさんあったが、褒められる点もあり自信に繋がった」「改善点が見つかった」などの意見が寄せられたとのこと。本番さながらの就活体験を通して、学生たちは自己分析を深め、話し方や積極性など自身の課題を見つけるいい機会になったようです。
面接などもWebで行われることが多くなってきた昨今、時代に合わせた授業を取り入れているのは、学映システムと通ずるところがありそうですね。