大阪市の52の小中学校が「すららドリル」での学習スタート|学映システムのICT支援事業から教育を考える

学映システムとICT教育

すららネットが提供している「すららドリル」が、大阪市教育委員会のEdTech導入補助金を活用した実証事業の教材として採択され、大阪市内の52の小中学校が学習をスタートすると、すららネットが発表しました。

「すららドリル」は、AI×アダプティブラーニング「すらら」の姉妹版の教材です。
「すらら」は、国語をはじめ、算数/数学、理科、社会、英語の5教科を小学校から高校まで学べるツール。一人ひとりの理解度に合わせて勉強を進められるアダプティブなeラーニング教材だそうです。
レクチャーのほか、ドリル、テスト機能によって各々の習熟度に合わせて理解→定着→活用の循環を繰り返し、勉強した内容の定着をこれひとつで実現できるといいます。
「すららドリル」は、アダプティブなドリルと、自動で問題を作り・採点機能を有するテストによって、学びの個別最適化を実現できるとのことです。主に公立小中学校に利用されることを考えて、提供をスタートしたようです。

大阪市では、政府が推し進めるGIGAスクール構想の方針に則って、2020年度中に子ども1人1台の端末整備の準備を進めているそうです。市内にある小中学校において「個別最適化された学び」を現実のものとするため、アダプティブなEdTech教材を使用することを考えているといいます。本年度は経産省が実施するEdTech導入補助金を活用しながら、EdTech教材の実証事業を進めていくようです。

この実証事業は12月25日までの予定で、大阪市内の35の小学校、17の中学校が申請し、約15,000名の子どもたちが「すららドリル」で勉強をスタートするそう。各々の小・中学校の需要に合わせて、授業内での活用、放課後学習など様々な形で実証が行われるといいます。
「すららドリル」」のAIを活用して無学年式で各々に合わせた学習を実現できるところを活かし、児童・生徒の基礎学力アップや自律学習習慣化に寄与することが望めるのではないでしょうか。

学映システムもICT教育環境整備をサポートすることで、児童・生徒の学びを手助けしています。ICTを活用することでより効率的に学ぶことが可能になり、個人にあった学習方法で勉強できるようになるでしょう。