追手門学院での遠隔授業とテレワーク|学映システムのICT支援事業から教育を考える

学映システムとICT教育

大阪市にある追手門学院は、新型コロナウィルスによる緊急事態宣言を受けて、系列の全学校でBYODによるWebを使用した遠隔授業と教員のテレワークに取り組んでいるそうです。

BYOD(Bring Your Own Device)は、各自が所有しているPCなどを業務に利用することをいいます。
追手門学院では1人1台のPC・タブレット環境を整えたそう。これよりも前から「働き方改革」の一環で、教員間のコミュニケーションツールであるグループウェアの活用や電子決済、資料の電子化、電子勤怠管理を進めてきていたとのことです。

今回、新型コロナウィルス対策として新しくWeb会議システムをはじめ、遠隔で職場のPCのアクセスできるシステムを導入。職場以外でも仕事ができる環境を整えたといいます。

大学では、履修科目も登録業務などの兼ね合いで、一斉にテレワークに移行できない部署もあるそうですが、総務や人事、広報などの管理部門においては約50~60%の人がテレワークに移行したそうです。そうした中でも、通常時と同じ水準の学校運営を続けているとのこと。

ICT教育・教育機器ソリューションなどを提供する学映システムのような企業と協力しながら、体制を整えていったのかもしれませんね。
このような状況になり、すべての学校ですぐに遠隔授業で学修継続に取り組むのは難しいと思いますが、少しでも多くの学校で実現できればと思います。