ICT教材「eboard」に小学校理科・社会が追加|学映システムのICT支援事業から教育を考える

学映システムとICT教育

コロナ禍での更なる学習機会をカバーするため、eboard(いーぼーど)が提供しているICT教材「eboard」に、小学校理科・社会の映像授業及びデジタルドリルが追加されたそうです。

Eboardは、インターネットに繋がる環境があれば、パソコン、スマートフォン、タブレットなど端末やOSを問わず様々な環境で利用可能な学習ツール。
これまで、学習指導要領に準じたコンテンツを、小学校算数・漢字の2教科、中学校国語・数学・英語・理科・社会の5教科で提供してきたそう。新型コロナウイルス感染症の影響や教育現場からの強いリクエストを受け、今回小学校理科・社会(5~6年生)を新しく作成し、公開したようです。

ユーザビリティに優れているeboardは、家庭の様々な端末からの利用が予測される休校期間でも、スムーズに利用スタート・継続できます。さらに子どもたちの学習データは、即座に教師のアカウントから確認することが可能なのだとか。

学習コンテンツは、知識の理解を深める映像授業と、その確認や定着を図るデジタルドリルで構成されています。
アウトプットに当たる演習に取り組むだけでなく、「あらかじめ映像で理解してから学習を進める」「理解できていない内容について、映像で振り返る」ことなどを通して、インプット・アウトプットをバランス良く行うそうです。

映像授業は講師の顔を出さないような構成になっているため、学習内容だけに集中できるとのこと。また映像授業に関しては、中学校の場合平均8分程度だったところを、小学校の場合は小学生でも集中して学習できるよう時間を短縮し、平均6分程度で作成しているそうです。

Eboardは、個別学習のみならず、アクティブラーニングや探求的な授業での導入・まとめとしての一斉提示、調べ学習の教材など様々なシーンで活躍できるとのことです。
視覚的に集中できる内容なので、特別支援学級をはじめ放課後デイサービスなど、発達障がい・学習障がいへのサポートでも数多く利用。国内で800以上の学校・学習塾・NPOなどで使用されているようです。

コロナ禍でのニーズに対応し、子どもたちの学びをより良くしようと取り組んでいるようですね。学映システムと通ずるところがありそうです。