日本マイクロソフトは7月15日に、一人一台の学習用端末の導入及びキッティングのコスト・工数を大幅に削減した無料の端末展開サポートサービス「GIGAスクールWindowsPC導入展開パック」の提供をスタートしました。対象は、Microsoft 365 Education GIGA PromoやGIGAスクール対応PCを導入するクライアントとのことです。
同社は販売代理店やデバイスメーカー各社と協働しながら、一人一台の学習者用端末の導入にかかるコスト・工数を削減する「GIGAスクールWindowsPC導入展開パック」を無料で提供します。
日本マイクロソフトが「クラウド展開センター」を設置し、日本各地の教育委員会のリクエストに合わせて、子どもたちの初期アカウントをGIGA Promoに含まれるAzure Active Directory上に無料で作成するそう。さらに、Microsoft Teamsを活用したリモートサポートを行うといいます。また、端末管理ツール（MDM）のGIGA Promoに含まれるIntune for Educationに対して、MDMにおける初期設定を無償で行うそうです。
販売代理店やデバイスメーカー各社は、Azure Active Directoryへ端末登録のほか、学校内で使用するWi-Fiの設置など、学習者用端末に対する設定ファイルを作るといいます。デバイスメーカー各社からは、Windows10サポート期間中の機能更新プログラムが適用されており、Microsoft 365 Appsもインストールされている端末モデルを準備するとのことです。
マイクロソフトのGIGAスクールパッケージは、文科省の標準仕様に準拠しており、これからのICT教育整備に最適なソリューションで生徒・児童の学びをサポートするそうです。
これをきっかけに、どんどん教育ICTの環境が整っていくといいですね。
学映システムやその他の企業と連携しながら、様々な方法で子どもたちのICT教育をサポートしていってほしいです。新しいシステムを導入して効率よく勉強することで、日本の学力向上などに繋がるのではないでしょうか。