すららネットの「すららアクティブ・ラーニング」|学映システムのICT支援事業から教育を考える

学映システムとICT教育

すららネットは、5月20日(金)~8月20日(土)にかけて実施した「第8回すららアクティブ・ラーニング」の優秀賞などを発表しました。

「すららアクティブ・ラーニング」とは、子どもたちがICTの活用で年齢・エリアを問わず社会課題解決に向けて話し合い、Society5.0の時代を生き抜いていく力を養う協働学習イベント。参加対象者は、日本各地の小学生から高校生です。

今年は全国の小中高生約250名が参加したそう。5月末からICTを使ったワークショップやミーティングを行い、3人1組になって調査・分析を実施。その後7月上旬にレポートを提出したとのこと。その中から選ばれたチーム6組が、8月20日にオンラインでプレゼンを行ったといいます。

最優秀賞に選ばれたのは、長崎市の真未来塾所属の「Nagasaki Global Innovators」。「外国にルーツをもつ人が、あなたの住んでいる街でよりよく生きるには?(多文化共生社会)」というテーマに対して、実態調査の分析から学生同士のコミュニケーションの必要性に目を付け、実践フローを提言しました。
同チームは、中2男子、高1男子、高2女子の3人組。課題に対しては、学生同士のマッチング、料理の持ち寄りなど、国際交流のきっかけとなるイベントを提案しています。

審査員からは、以下の3点が高く評価されていました。
・テレビのインタビュー形式での演出で目を引くプレゼン
・提案に取り組むべきバックグラウンドや理由を論理的に説明できていた
・ターゲットや実践のフローが盛り込まれていた

Society5.0とは、仮想空間と現実空間を融合させ、経済発展と社会的課題の解決を両立する社会を目指す取り組みのことです。今回のような協働学習イベントや、学映システムが行っている教育ICTの導入支援を推進していくことで、子どもたちは新しい時代を生きる力を育んでいけるのではないでしょうか。