タイピングスキル|学映システムのICT支援事業から教育を考える

学映システムとICT教育

教育ネットとミラボは、両社が共同で開発したタイピングスキルアップを中心としたデジタル教材「らっこたん」を使った「第1回全国統一タイピングスキル調査」の結果(一部)を21日に公開しました。

今回の調査は2022年6月~7月にかけて、日本各地の児童生徒6813名が参加したそう。学年別1分間あたりの正しい入力文字数などの統計結果を得られたといいます。その結果、1分間あたりの正しい入力文字数は、学年が上がるとともに増加するという傾向でした。
2015年に文科省が行った情報活用能力調査では、1分間のキータイピング入力の平均スピードが小学5年生で5.9文字、中学2年生で17.4文字だったそうです。
そして今回の調査では、1分間に小学5年生は49文字、中学2年生で60文字と、大幅に増えていることがわかりました。
また、入力文字数(日本語)50文字以上の各学年の割合の結果は、6年生以上で過半数を超える結果となったそうです。

しかし、タイピングスキルは個人差が大きく、1分間あたりの正しい入力文字数が少ない、入力スピードが遅い子どもが一定数います。苦手意識を持つことなく、スムーズにスキルアップさせることが、今後の課題とのことです。

7年の間に教育のICT化が進んだことも、子どもたちのタイピングスキルの向上に関係しているかもしれません。学映システムも、教育ICTの導入支援を通して子どもたちのスキルアップをサポートしていくことでしょう。