滋賀県とLINEのICT推進|学映システムのICT支援事業から教育を考える

学映システムとICT教育

教育ICT導入が全国トップを走っている佐賀県で、教育ICTを支えている学映システム。
その佐賀県に続こうという取り組みが滋賀県で行われているようです。

滋賀県は、LINEとLINEみらい財団と共に、教育・防災事業といった様々な分野でICT化を推し進める協定を締結しました。
この協定は、LINEが有するICTやAI技術、プラットフォーム、教育関連の技能を活かし、「滋賀県ICT推進戦略」に準ずる同県の事業に協働して取り組むとのことです。そうすることで社会的な課題を解決し、滋賀県のICT化推進及び県民サービス向上に資するのが目的だそうです。

LINEには「LINE entry」というプログラミング教育プラットフォームがあり、それを活用して小学校教員への研修事業を実施するそうです。また、教員向け研修教材として広く活用できるコンテンツの開発も行うとのこと。

ほかにも、LINEを活用したEdTech(エドテック)の取り組みとして、「滋賀県英語トレーニング」LINE公式アカウントを開設し、高校教育や生涯学習に活用するといいます。

最近よくニュースで子どものネットリテラシーやSNSの利用法について取りざたされますが、ネットリテラシーについて学習できる「しがSNS安心安全ガイド」LINE公式アカウントも開設されます。これは、LINEみらい財団のメイン事業である情報モラル教育のノウハウ・知見を活用した取り組みです。
さらに、AIを活用した被災者支援情報の提供や災害時の情報収集に関する研究なども行うとのこと。

企業と県が協働して教育ICTを推進していくところは、学映システムの教育ICT事業に通ずるところがありそうです。