鳥取県教育委員会の「ICT活用ハンドブック」|学映システムのICT支援事業から教育を考える

学映システムとICT教育

前回に引き続き鳥取県の教育ICT活用について取り上げていきたいと思います。
県の教育委員会は、14日に鳥取県教育センターで教職員向けの「ICT活用ハンドブック」を作成したと発表しました。

ハンドブックは全47ページにわたり、教育ICT活用について書かれています。
数年先のビジョンだけでなく、授業作りのヒントなど、具体的な内容も網羅しているそう。
教師のICT活用指導力アップを図るだけでなく、各教師の向こうにいる子どもたちに、授業改善のベネフィットが届いてほしいという願いから作成に至ったといいます。

ICT活用指導力は、将来を担う子どもたちに教える立場の教職員には欠かせない資質・能力と言えるでしょう。
「苦手」という理由では済まされない、教師自身も子どもたちと共に学び続けるスタンスが問われる時代に、教員同士による学び合いの手助けになることを目指した一冊とのことです。

ICT活用ハンドブックはネット上にも公開され、誰でも閲覧可能です。
理論編、実践編に分かれており、付録もついています。
鳥取県の教育状況に合わせた内容となっていますが、どこの学校でも役立てられる内容になっていることでしょう。
ICTとはなにか、メリット、授業の具体例、ICT活用による働き方改革など詳しく載っているため、これから教育ICTを導入しようと考えている学校におすすめの一冊となるかもしれません。
同時に、様々な学校に教育ICTの環境整備をサポートしてきた学映システムなどの企業に聞いてみるのも良いでしょう。これまでに培ってきたノウハウを活かして、教育ICTの導入を助けてくれるでしょう。